海外指名手配者の追跡
悪事を犯した人物が海外へ逃亡するケース、既に海外に進出している日本人が犯罪を犯し逃亡するケースなども報告されています。
証拠が明らかな場合、指名手配犯として手配されることも多いと思いますが、こうしたケースで、日本や現地の警察が確実に犯人を捕まえることができるかというと、100%そうであるとは言い切れません。
一般的には、被疑者が外国で逮捕されてもそれぞれの国の間で犯罪人引渡し条約を締結しているかの有無に関わらず、容疑者の身柄は事件を起こした国に送還され、逮捕され、それらができない場合は被疑者が滞在する国の政府に代理処罰を申請することが出来るといった指名手配犯対処に対しての法は制定されているものの、対象を見つけられないケースも少なくないのです。